iOSアップデートで不具合が起こる?
iPhoneを使っていると時々、iOSアップデートの通知がきてアップデートを推奨されます。
新機能や画面デザインの変更など、より便利な機能が追加されるiOSのアップデート(アップグレード)ですが、
意外と多いのがアップデート時に起こる不具合です。
iOSアップデート
iOSアップデートは、二通りの方法があります。
1. wi-fiに繋ぐ
2. PCのiTunesと接続する
ダウンロード容量が大きすぎるため、4Gなど携帯電話会社の通信機能では出来ないようになっています。
データのダウンロード、インストール、iPhoneの再起動などなど、とにかく行う項目が多いのでアップデートはどちらの方法でも時間がかかります。
iOSのアップデートには数十分の時間的余裕をみて取り掛かるようにしましょう。
またアップデート中には、”wi-fiの回線が切れない”ことや、”繋いだPCがスリープモードにならない”よう特に気を付けましょう。
iOSをアップデートする前に
iOSアップデートをする前に、必ずiPhoneのバックアップをとっておきましょう。
wi-fiを使っているのならiCloudから、PCのiTunesならより安心です。
また、バックアップからデータを復元するときには【Apple ID】とその【パスワード】が、iTunesバックアップ時では暗号化の【パスワード】が必要になることがあります。
Apple IDやパスワードは忘れないようにしっかり覚えておくか、メモなどに残しておきましょう。
Appleはセキュリティに関しては一貫して厳しい姿勢を貫いています。
たとえ持ち主の要望でもiPhoneを操作してロックを解除をするといったことはありません。
IDやパスワードがわからなければ最悪iPhoneが使えなくなってしまうこともあります。
アップデート時に起こる不具合
意外と多いのがiOSアップデートの際のトラブルです。
”アップデートが最後まで完了できない”、”途中で止まってしまう”などなど。
悪くすると初期化するしかない状態になってしまうことも…。
これは”アップデート中にインターネット回線が途切れる”などユーザー側の不手際のほかに、そもそも新しいiOSに不具合があって起こることも残念ながらあります。
iOS8やiOS9など、ナンバリングが一新されたときにより顕著です。
iOSに不具合が見つかったら、その後 改善版のiOS(iOS○.0.2など)がすぐにリリースされるといった対策が取られています。
iOSアップデートは必要?
便利機能が追加される新しいiOSですが、
何世代か前のiPhoneにはその新機能分の処理が重荷になっていくこともあります。
またiOSは一度アップグレードしてしまうと元に戻すことはできません。仮に初期化をしてもiOSだけは最新のものに置き換わります。
「iPhoneに不具合があってiOSを更新しなければならない」
「新しいiOSの機能を使ってみたい!」
ということがなければ、新しいiOSが出てもしばらく様子見をするのもいいかもしれませんね。