iCloudを活用しよう!iPhoneのデータを守る
iPhoneを使っているとたまに耳にする『iCloud』という単語。
クラウドサービスが~と世間でよく言われていますが、どんな機能で何が便利なのかよくわからないというひともいると思います。
iCloudを使えばデータを守る保険として利用することもできます。
ざっくりとしたiCloudの使い方を見てみましょう。
まずはよく登場する用語をご紹介します。
ストレージ
簡単に言うとデータを保存するところです。
iPhoneを買う時に恐らくみなさん選んだと思いますが、”32GB”とか”64GB”という数字は、iPhone本体の中にある”ストレージ”の大きさです。
数字が大きければ大きいほど、よりたくさんのものを保管しておくことができます。
容量が大きいと、写真やメールなどをたくさん保存しておけますね。
クラウド
iPhoneを使っていると、無料でインターネット上に5GBのストレージが用意されています。
インターネット上のものなので本体のストレージとは別もので、iPhone本体が壊れてもインターネット上にあるデータは残ります。
このインターネット上のストレージがappleのクラウド『iCloud』です。
iCloudの設定
【設定】から【iCloud】を選択すると、下の方に”オン”・”オフ”の表記がアプリごとにいくつか並んでいますね。
ここで「写真」や「メール」や「連絡先」などオンになっているものが、iCloudに自動でデータ転送されているものです。
クラウドはインターネット上のものなので、自分のiPhone以外でも使うことができます。
ここで絶対に必要なのは【Apple ID】とパスワードです。
たとえばiPadでもiPhoneと同じapple IDを使い、iCloudをオンにすると…同じ写真やメールを見ることができます。
iPhoneとiPadがインターネットを通して繋がることができるのです。
逆にこのIDとパスワードがなければiCloudにあるデータを見たり、保存したりすることができません。
誰でも彼でもデータにアクセスできたら困ってしまいますからね。
常にデータが保存
iPhone以外の端末を持っていないというひとでも、iCloudはとても便利な機能です。
設定をしていれば常に同じデータがインターネット上に置いてあるということです。
極端な例えですが、使用中のiPhoneが突然粉々になってしまったとしても、新しいiPhoneで同じapple IDを使えば、iCloudで設定をしていたものはまた戻ってきます。
バックアップ
PCを持っていないからiPhoneのバックアップがとれない~という方に、iCloudはとても便利なサービスです!
「設定」→「iCloud」→「バックアップ」→「iCloudバックアップ」→”オン”
オンになっていると自動的にiCloud上へバックアップを取ってくれます。
ただしバックアップを取るのには条件があります。
・この設定が”オン”であること
・電源が入っていること
・ロック画面であること(スリープ状態でも可)
・wi-fiに繋がっていること
・充電中であること
保存される内容も限られています。
・音楽、映画、などの購入履歴
・iPhoneの”設定”
・Appデータ(LINEの既読メッセージなど一部は対象外)
・ホーム画面とAppの配置
・iMessage、SMS・MMS メッセージ
・着信音
・Visual Voicemail
「連絡先」や「写真」がはいっていないのは、普段設定しているiCloudのほうで”オン”になっていればそちらにあるためです。
また手動でも、wi-fiに繋いでいれば「今すぐバックアップを作成」からバックアップ可能です。
データのバックアップを取ったら、復元の時に必要な情報をきちんと確認しておきましょう!
iPhoneのデータ全てのバックアップをとりたい!
不測の事態に備えて、iPhoneの中身全てのデータをiCloudに残しておきたい!という場合は、iCloudの無料5GB分から容量アップをしましょう!
「他の端末との共有」と「データのバックアップ」という機能を取り上げてみましたが、iCloudには「@icloud.comの無料メールアドレス」や「失くしたiPhoneを探す」など他の機能もまだあります。
自分に合わせた使い方でiCloudを便利に活用していきましょうね。