修理不可能なiPhone ・・・・・・掛川市男性
iPhone修理をやっているとどうしても
”修理できない状態”のiPhoneに出会うこともあります。
掛川市からご来店頂いた男性のiPhone5sは、”昨日突然タッチが効かなくなってしまった”というもの。
お話しを色々伺っても、直前に落下させたり水没させたりなどという直接的な原因には心当たりがないそうです。
リセットを試してみても症状は変わらず、一旦調査という形でお預かりをしました。
タッチ不良の場合、タッチパネル部分の交換で治ることが圧倒的に多いのですが…
このiPhoneの場合、いくつパネルを替えてみても全く反応ナシ。
念の為バッテリーを替えてみたりもしてみましたがやはり状況は変わらず。。。
こうなってしまうと”基板の損傷”という診断になってしまいます。
部品を交換しても改善が見られない、という事は指示を出している”脳の部分”に問題がある、という事になります。
こちらのお客様、ガラスの破損には至っていませんでしたが、今までにiPhoneを繰り返し落下させてしまっている、との事。
『割れるほどの落下ではないなら大したことない』というイメージを抱いているお客様は結構たくさんいらっしゃるのですが、
iPhoneは精密機械です。
大したことないと思われるわずかな衝撃でも内部が破損してしまいます。
今回の場合も恐らく”小さな落下”を”何度も”してしまったことが原因で内部が損傷してしまったのだと思われます。
ガラケーの時のイメージで『簡単には壊れないだろう』と思って使ってしまうとあっという間に壊れてしまうのがiPhoneです。
決して安くない物ですし、気を付けてご使用くださいね(>_<)
カバンに向かってポイッ！と投げ入れたりするのもNG！ですよ(>_<)
ちなみに、今回のような基板損傷の場合、ご希望であれば基板修理をすることや、内部データのみを取り出す修理をすることも可能です。
ただ修理内容によって修理不可の場合があったり、修理できても結構な金額になってしまうこともあるので、予算と相談した上でご利用くださいね。