iPhoneの水没修理は基本的にデータを取り出すための修理です。
データを取り出したい!という目的がなければ修理をするメリットはほとんどありません。
なぜかというと、一度水分が入り込んだiPhoneは後々どんな不具合が起きるか分からないからです。
水分の入った場所によっては、数日もたない場合もあります。
どんなに丁寧に細部までクリーニングをしても、一度水没してしまえば後々何か不具合が起こる可能性はずっとつきまといます。
そのため、『バックアップは常日頃とってある』『データは別に困らないけど使えるようにしたい』という方には向かない修理となります。
”どうしてもiPhoneのデータだけでも…”
”一度もバックアップを取っていない…”という時にご利用ください。
クリーニング作業
iPhoneを開封し、内部のクリーニング作業を行います。【作業時間平均2時間程】
水没直後から、iPhone内部ではサビや腐食がどんどん進行していきます。
また、内部に水が入っている時に通電状態になっていると、ショートすることがあります。
ショートによってできた焼け焦げ跡や、内部のヨゴレ成分などをすみずみまで落としていきます。
水没後どれだけ早くこのクリーニング作業に入れるかどうかが復旧の重要なポイントになります。
水没後は電源を入れたりせず、できるだけ早く店頭にお持ちください!
動作の確認作業
クリーニング作業が終わったら、
”電源ははいるか?”
”画面はちゃんと映るか?”
”タッチの反応はあるか?”
”ボタンは使えるか?”
等の動作の確認をしていきます。
電源が入らなかったり画面が映らなかったりした場合は、バッテリーの交換や画面の交換など、様々な部品の交換を試して、改善されるかどうかを確認していきます。
クリーニング作業のみでバックアップがとれる状態まで復旧した場合、クリーニング代のみ頂戴致します。
部品交換をすることでバックアップがとれる状態になる場合や、お客様希望により部品交換をする場合は、クリーニング料金(部品交換割引金額)+部品交換代金となります。
クリーニング後、部品交換等を行っても全く改善が見られないという場合は、クリーニング料金から復旧不可割引で4,500円のみとさせていただきます。
クリーニング後でも水没したiPhoneは何が起こるか分からないので、お早めのバックアップ・こまめなバックアップを推奨しております。